所長ブログ

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2016.12.12更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 日本でペットとして飼育されるイヌとネコの平均寿命が2014年時点で、13.2歳と11.9歳でそれぞれ過去最高だったことがさきごろ、東京農工大と日本小動物獣医師会の大規模調査で分かった。ワクチン接種の普及などで感染症対策が進んだことなどが理由。25年間でイヌは1.5倍、ネコは2.3倍に延びたとしている。
 近年、室内飼いが増え、餌や医療環境も大きく改善したことも長寿命化に貢献した。同大の林谷秀樹准教授(獣医疫学)は「ネコのワクチン接種率はまだ低く、寿命はまだ延びる余地がある。飼い主もペットも高齢化するケースがますます増えるだろう」としている。
 調査は1990年、94年、02年に次いで4回目。全国192の動物病院で死んだイヌ5977匹、ネコ3288匹のデータから平均寿命を計算した。90年当時の寿命はイヌで8.6歳、ネコで5.1歳だった。分析に当たった同大6年生の柳川春香さんによると、イヌは純血種(12.8歳)よりも雑種(14.2歳)が、ネコは雄(11歳)よりも雌(12.9歳)が長生きだった。感染症が死因となった割合は、イヌが90年の約30%から約2.5%と激減、ネコも同じく約25%から約12%に下がった。ワクチン接種率はイヌの約82%に対し、ネコは約54%だった。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.12.09更新

接客や囲碁・将棋の対局などで活躍している人口機能(AI)が、一つの回答を見いだしにくい「恋愛」という分野にも進出し始めた。恋愛相談サービスや、好きな人との相性を診断するなどで、AIは過去のデータを基に素早く回答や提案をしてくれる。ただ、AIにも恋愛の「学習と経験」が欠かせないようで、どのサービスも回数を重ねることで性能を向上させているという。

教えて!GOO・ヤフー知恵袋
過去の相談から分析

 NTTレゾナントは、ポータルサイト「GOO(グー)」に「教えて!GOOのAIオシエル」が、過去の人と人との恋愛相談を分析して回答する。
 オシエルは、質問と回答をリアルタイムで学習するため、同じ質問でも10分前とは別の回答になるという。回答内容も「応援しています」というような無難なものだけでなく、「脈はないと思う」と断言したり、偉人の名言を引用して励ましたりすることもある。
 ヤフーは、Q&Aアプリ「ヤフー知恵袋」で「脈ありチェッカー」というサービスを開始した。
 米IBMのAI「ワトソン」が、「ヤフー知恵袋」にこれまで寄せられた恋愛相談を学習した上で回答する。恋愛相手がどういう人でどういう関係かなどを入力すると、付き合えるかどうかを「脈あり度」としてパーセント表示してくれる。脈あり度が高い場合には「積極的にアプローチしてみよう」などとアドバイスしてくれる。
 サイバーエージェントの子会社、アプリボットライフスタイルもスマートフォン向けアプリ「QUNME(キュンミー)」の提供を先ごろ開始した。
好みの男性や女性の画像をいくつか選ぶことで、AIが顔認識技術を基にその人の好みをレコメンド(推奨)してくれる。
 各サービスは、恋愛という明確な答えがない悩みを通して、AIの性能向上を図るという技術開発の意味合いもある。NTTレゾナントの若井昌宏社長は「恋愛相談は技術的なチャレンジ要素が多い。一人一人に違った回答が出るように性能を上げたい」と語る。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.12.07更新

8%酎ハイ販売急成長

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。

 アルコール度数が8%以上と高めの「ストロング系」と呼ばれる缶酎ハイの販売が伸びている。ビールなどと比べ「安く早く酔える」と、お酒が強く毎日でも飲みたい人々から支持されているという。

 缶酎ハイは、自宅で飲酒を楽しむ「家飲み」需要の高まりや、メーカー各社が果実の味わいや絞り方に工夫を凝らした新商品を拡充したことで、2016年の市場規模(カクテルなどを含む)は前年比10%増の1億6400万ケース程度(1ケースは250ミリリットル入り換算で24本分)になる見込みだ。とりわけストロング系は15%増の約5600万ケースと伸びが大きい。

 酎ハイはビールにくらべ酒税が低く、主流の350ミリリットル缶では店頭の想定価格が70円程度安く販売される。アルコール度数が4~6%程度の商品が多い中で、度数が高ければその分「お得に酔える」ことになる。景気の足踏みも市場の伸びに影響しているとされる。

 サントリースピリッツは7月、度数が8~9%の「-196℃ストロングゼロ」の16年度販売目標を当初の8%増から15%増の3150万ケースに上方修正した。アサヒビールは4月発売の度数9%の新ブランド「もぎたて」が好調で、約3ヵ月で年間販売予定の半分を達成した。キリンビールは「氷結」シリーズを4月にリニューアル。好調なストロング系は8月の生産量を4割増やす。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.12.05更新

世界の消費市場に静かに変革を迫る「ミレニアル世代」。世界の人口の約3割を占め、世代別では「最大勢力」だ。15~64歳の労働人口でみると5割弱に達し、2025年には世界の労働者の75%を同世代が占めるとの試算もある。
 最大の特徴は「デジタルネィーテブ」なこと。物心が付く頃からインターネットに親しみ、スマートフォン(スマホ)を介した情報収集はお手の物。SNS(交流サイト)を通じたつながりも大切にする。
 米ゴールドマン・サックスはミレニアル世代について「幼少期や就職前に金融危機を経験し、資産価格の下落や経済の落ち込みを見てきた」と指摘する。そうした環境で育ったからか「大企業への不信感が強い」と分析する調査機関もある。日本では「欲」に乏しい「さとり世代」とも言われる。
 興味深いのがカナダ系資産運用会社マニュライフ・アセット・マネジメントが中国や日本、東南アジアの8ヵ国・地域の4000人(中間層ー富裕層)を対象にした個人投資家だ。将来の具体的な貯蓄額の目標額を立てている人はミレニアル世代で6割に達し、35歳以上(44%)を上回った。お金はさほど使わず資産の4割は現預金として残すという。
 経済が発展段階の中国や東南アジアですら必需品以外の消費に消極的という結果からは「草食化」したミレニアル世代の傾向が浮かび上がる。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.12.02更新

エーザイ、VBと実証実験
小型無線タグで位置把握

 エーザイはさきごろ、認知症患者の見守りサービスの事業化に向けた実証実験を始めると発表した。小型の無線タグで認知症患者を探すサービスだ。ITベンチャーと組み、2016年度中に約10ヵ所で実施する。
 ITベンチャーのMAMORIO(マモリオ、東・千代田)と実験する。認知症患者にタグを携帯してもらい、スマートフォンの専用アプリでタグを探す。実証実験で課題を整理し、アプリを改善したうえで事業化を目指す。
 エーザイは4月1日付けで「認知症ソリューション本部」を新設。医薬品だけでなく、医療機関や介護事業者と連携し患者を支援するサービス開発に力をいれている。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.11.30更新

「かっこよく

」乗り心地・安全追及

 

揺るがない地位

 世界にモータリゼーションを引き起こすカローラの地位は今も揺るがない。派生車種を含む年間販売台数168万台の9割以上は海外だ。世界16工場で生産し、154ヵ国で販売する。米国では日常の使い車として、中国では中間層のエントリー車として売れる。一方、ブラジルやタイなどでは富裕層の乗る高級車の地位を確立。地域によって異なる顔をみせる。
 一方、難しくなってきたのが発祥の地、日本での立場。2000年以降、プリウスやアクアなどのHVが年間販売台数トップを競う中、カローラの車名別販売台数は10位に甘んじることが多くなった。カローラ所有者の平均年齢も上がり、トヨタ首脳は「昔のカローラが果たした役割を、今はプリウスが担っている」と話す。

若年層取り込む

 先進国でも新興国でも売れなくてはならない最量販車をどう作るのか。開発陣は難題に立ち向かう。19年前後の発売を予定する12代目カローラを担当する小西良樹ZEチーフエンジニアは「乗り心地や安全性能の追及に加え、かっこいい車を目指す」と語る。デザインも抜本的に変え、特に若年層の取り込みを狙うという。
 トヨタは次期カローラで現行モデルより車両を大型化し、新型プリウスと同様の車台を使う計画。同時に四輪駆動(4WD)方式のHVを設定して、寒冷地を含めた世界各地での販拡を狙う。
 過去50年間で36回獲得した国内年間販売1位の座。12代目で販売をテコ入れし、これをもう一度つかみ取る目標だ。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.11.28更新

世界の大衆車新たな進路

 トヨタ自動車の小型車「カローラ」が1966年の初代発売から今年で50年となる。トヨタの最量販車として「80点主義+アルファー」を掲げ、現在も世界のモータリゼーション(車社会化)の最前線をひた走る。一方、国内では「プリウス」「アクア」などのハイブリッド車(HV)に量販車の役割がシフトし、カローラの販売にかつてほどの勢いはない。モータリゼーションの騎手は今、新たな進路を模索している。

設計と生産一体

 「私はカローラでモータリゼーションを起こそうと思い、実際に起こしたと思っている」。トヨタ中興の祖である故・豊田英二氏の残した言葉だ。英二氏が副社長だった66年11月、トヨタは初代カローラを発売。カローラのためにエンジンと車両組み立ての2工場を新設する力の入れようだった。
 初代カローラは乗り心地や操作性などすべての面で落第点を出さず、かつ、スポーティさも求める「80点主義+アルファー」を打ち出し、大衆車の地位を確立。その後も時代の要請に応じて排ガス規制や燃費性能向上に対応し、69年から2001年まで33年間連続で国内年間販売台数1位の偉業を成し遂げた。6、7代目カローラの開発を担当した斎藤明彦トヨタ顧問は「カローラは設計と生産技術が一体となって開発する車。内装などの高級感を高める一方、金型の外注化を進めてコストを抑えた」と振り返る。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.11.25更新

女性87.05歳(世界2位)、男性80.79歳(世界4位)

男性
1位 香港     81.24
2位 アイスランド 81.0
2位 スイス    81.0
4位 日本     80.79
5位 シンガポール80.4

女性
1位 香港    87.32
2位 日本    87.05
3位 スペイン  85.58
4位 韓国    85.5
5位 スイス   85.2
 
2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳でいずれも過去最高を更新したことがさきごろ、厚生労働省が公表した簡易生命表で分かった。女性は14年まで3年連続で長寿世界一だったが、15年は香港(87.32歳)に次ぎ席2位となった。男性は前年の3位から4位に下がった。14年に比べ女性は0.22歳、男性は0.29歳伸びた。男女差は前年より0.07歳縮まり6.26歳だった。
 厚労省は「治療や薬の進歩で主要な死因であるがんなどの死亡状況が改善され、病気になっても長生きできる人が増えた。今後も男女の寿命が延びることが期待される。」としている。
 女性は1984年に80歳、02年に85歳を突破。85年から10年まで26年連続で世界一だった。11年に東日本大震災の影響で香港に次ぐ2位となったが、12年からは1位だった。
 厚労省の試算では、15年生まれの日本人が75歳まで生きる人の割合は女性が87.7%で、男性74.6%。90歳まで生存する割合は女性49.1%、男性25.0%だった。
 15年生まれの日本人が将来、がんや心疾患、脳血管疾患で死亡する確率は男性が51.60%、女性が46.92%。これらの病気による死亡がゼロになったと仮定すると平均寿命は男性で7.16歳、女性で5.88歳延びると推定した。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.11.21更新

本の帯
~宣伝のために単行本や文庫本「腰巻き」ともいう。編集者らが書く宣伝文や著名人による推薦人などを印刷しているケースが多い。最初に巻かれたのは、大正時代とも明治時代ともいわれる。

出版社「丁寧に魅力伝えたい」
 活字離れやソーシャルメディアの拡大などで出版市場が縮むなか、フェルトペンや筆で書いたような文字が躍る帯をまいた本が売れている。出版社の編集者らが、キャッチコピーを考えて手書きした文章を印刷したものだ。何が読者を引きつけるのか。
 「トラウマ級!全国民必読の怪作学習漫画」
 フェルトペンで書いたような赤の太字が目立つ帯を巻いた水木しげる著「劇画ヒットラー」(ちくま文庫)が6月全国チェーンのこまざわ書店に並ぶと、全国で月に数十冊程度だった売れ行きが、1ヵ月で260冊を記録した。
 帯を作ったのは筑摩書房の営業担当、尾竹伸さん(37)と編集担当、窪拓哉さん(37)。尾竹さんが考えて手書きし、社内のコピー機で印刷した。

売り上げ急増

 二人が手書きの帯を始めたのは3年ほど前。昭和の人気作家、猪子文六の小説「コーヒーと恋愛」に活字の帯を巻いたが、過去の本の魅力を再発見した興奮を伝えたいと、手書きで「今年一番面白い小説、早くも決定していいですか?そして強く要望、ドラマ化」と書いた帯を社内のコピー機などで作った。書店で本に巻いたところ売り上げが急増。切り替え前は8千部だったが、その後に約6万部売れるヒットとなった。
 2014年1月刊行のいしわたり淳治の短編小説・エッセー集「うれしい悲鳴をあげてくれ」も、「この本を楽しめないなら他にオススメはありません!」などのコピーを印刷した帯を巻き、累計17万5千部の売れ行きとなった。1998年に出した三島由紀夫の小説「命売ります」は昨年6月、「隠れた怪作小説発見!」と手書きして印刷た帯を巻き、今や累計26万6千部のベストセラーだ。
 「売り上げ確保のために次々刊行する必要があるのも出版の現実だが、1点ごとの魅力を丁寧に読者に伝えたい」と尾竹さん。

「口コミ効果」

 「手書き帯」作戦は、他社にも広がる。新潮社は直木賞作家、天童荒太の「孤独の歌声」(新潮文庫)に昨秋、「この面白さ脱帽級!!」という帯を巻き、売れ行きが伸びた。「手書きにすることで一読者の素直な感想と受け止めてもらえた」と営業の小川寛太さん。KADOKAWAも昨年3月刊行の「握る男」(原宏一著、角川文庫)に「必読です!!」と筆で書いたような文字の帯を巻き、売れ行き好調という。

投稿者: 松村税務会計事務所

2016.11.18更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 害虫駆除剤メーカーのサニタケ(岐阜県池田町)では毎年3月の給料が、他の月より2万円多い。4月の親孝行月間と5月の家族感謝月間の手当を含むからだ。創業者で会長の松岡浩さん(72)は「親孝行は照れもあって一歩を踏み出すのが難しい。だから会社が背中を押しています」と話す。
 親孝行手当は1994年、家族感謝手当は3年遅れで支給を始めた。使い道を報告してもらい、社内報に掲載している。今年も、親孝行手当で実家に帰省して孫やひ孫の顔を見せることができたという女性や、両親の「お彼岸のお墓参りの花や墓石洗浄グッズを購入した」という男性、手当は熊本地震の義援金にして自腹で妻と温泉を楽しんだ男性など社員それぞれの親孝行や家族孝行の物語が掲載された。
 「人間は、たとえどんなに恵まれた状況にいたとしても、感謝する気持ちがなければ、幸せを感じることはできない。幸せの多い人は感謝の多い人だと思います。親への感謝がその気付きになればいい」と松岡会長は語る。
 「会社は全社員が嬉々として出社する人生道場」が合言葉だ。
 社員同士で感謝を伝え合うのが「ありがとうカード」。助けられたり励まされたりした時に内容や感想を書いて社内のポストに投函する。当事者ではないが、いい場面を目撃した場合は「いいねカード」だ。これらのカードは会社が集計し、送られた人も送った人も1枚につき100円が加算され500円で商品券がもらえる。
 誕生日の人にメッセージを贈る「バースデーカード」もある。社長の清水勝巳さん(48)も昨年、社員から「全力で応援します」「いつも優しく接してくださるので頑張れます」などといったカードを受け取った。「励まされます。会社が楽しくなれば、自然に仕事の効率もよくなる。そういった環境をつくることが大切です。そこからこちらが指示しなくても100%力を発揮してくれる社員が育ってくるのだと思っています」

投稿者: 松村税務会計事務所

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