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2018.05.30更新

厚労省・19年度から

健診情報など一元管理

 

 厚生労働省は、健康保険証の番号を国民一人一人に割り当て、健康診断の結果などを継続的にインターネット上で閲覧できるシステムを2020年度までに構築する方針を決めた。健康意識を高めてもらい、医療費削減につなげる狙い。新しい番号を記した保険証は19年度から順次発行し、20年7月までに切り替えを完了する。健康保険に加入する国内在住者ら1億人以上が対象。切り替えや健康保険の運営者側のシステム改修に要するコストが課題となる。

 現在の健康保険証は加入者本人と扶養家族の番号が同じで、番号から個人を識別できない。また、氏名や受診歴、健診結果は健康保険の運営者がそれぞれ保管している。転職や引っ越しで加入する健康保険が変わった場合、健診情報などは引き継がれない。

 そこで同省は、番号を個人に割り振り、診療報酬の審査業務を担う「社会保険診療報酬支払基金」と「国民健康保険中央会」で健診情報などを一元管理する仕組みに改める。ネット上で本人が確認できるシステムも作る。

 このほか、番号を通じて医療機関同士が治療や投薬など個々の患者に関する情報を共有できる仕組みを検討する。

投稿者: 松村税務会計事務所

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