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2017.03.15更新

新車の9割→7割

非課税も4割→3割 政府・与党調整

 

 政府・与党は2017年度から燃費が良い車の自動車取得税を安くするエコカーの減税の対象を、現在の「新車の9割」から7割に絞り込む方向で最終調整にはいった。このうち非課税の対象も現在の4割から3割に絞る。環境性能の向上に合わせて燃費基準を厳しくして、一定の税収を確保する。対象を絞ることで環境技術の一段の向上をメーカーに促す狙いもある。

 与党の税制調査会で議論して、税制改正大綱に盛り込む。エコカー減税は燃費性能に応じて自動車取得税を20~100%割り引く制度。今年3月末に期限が切れるため、基準を見直したうえで約2年間延長する。

 減税対象は20年度燃費基準(平均で1リットルあたり約20キロメートル)以上の車に限定する。直近の販売実績に基づくと、対象は新車の86%から71%に減る。富士重工「インプレッサスポーツ」やホンダ「フィット」の一部などが対象から外れる見込みだ。

 減税対象のなかでも非課税の車は、20年度燃費基準を40%以上上回る車に限定する。クリーンディーゼル車も非課税を維持する方向だ。

 自動車重量税でもエコカー減税の仕組みがあり、取得税と同程度まで対象を絞る方針だ。保有にかかる自動車税・軽自動車税のエコカー優遇税制でも対象を縮小する。

投稿者: 松村税務会計事務所

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