そもそも銘柄を信用していない人も少なくないようで、東京の男性(60)は「売らんがための安易なづランディング(ブランドを育てる手法)は、コンサルタント会社をもうけされるだけ」。大阪の男性(52)も「宣伝に流されすぎ」。かながわの女性(68)は「コメの銘柄には偽装があると思います」とぴしゃり。
ほか、目立ったのは炊き方を重視する声。銘柄よりも炊き方が味を左右する、という意見だ。
大阪の男性(53)は「銘柄に金をかけるよりも、炊飯器にこだわるほうが得をするはず」とコメントし、神奈川の男性(64)は「電気釜をかえてから、どのおコメでもおいしく感じます」と明かす。埼玉の男性(53)も「電気釜からガス炊飯にかえたとき、味の違いに驚いた」。
反対に、「おいしいおコメは安い炊飯器でもおいしい。炊き方より、おいしいおコメを購入すべき」(東京、40歳女性)という声もあった。
以外に多いのはおコメは安いとう声だった。大阪の女性(53)は「15年前と比べると、店頭価格ってかなり下がってきていると思います。ありがたいなあと思う反面、米作農家さんのことを考えると複雑です」。
農家を思う声はほかにもあり、東京の女性(68)は「日本のコメは高いといわれるが、果たしてそうか。パンのほうがよほど高いと思う」と書く。愛知県の女性(58)も「農家の負担を考えると、おコメはもっと高くても仕方がない」。山形で米殻店を経営する男性(66)はこう書いていた。「コーヒー等の嗜好品には高い値段を払うのに、コメとなるとどうしてこんなに買いたたくのか」