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2016.09.09更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 東京商工リサーチはさきごろ、2015年の日本の女性社長についてまとめた結果を発表した。280万社のうち、人数は33万2466人と14年に比べて7.2%増え、調査を始めた10年以降で最多となった。企業数に占める割合も全国平均で11.87%と同0.29ポイント増えて最高となった。
 個人企業や医療機関、生活協同組合の理事長などを含めてまとめた。
 都道府県の比率では、東京都が首位で14年を0.3ポイント上回る14.3%。神奈川が13.2%、兵庫が13%と続いた。
 低かったのは岐阜県が7.9%、新潟県が8%、山形県が8.1%などだった。
 上位20位のうち西日本が15府県を占め、「西高東低」の傾向が見られた。
 比率の低い地域では全般的に1世帯当たりの平均構成人員が多いため、同社は「少子高齢化が進むなか、家事や育児、介護などの負担が女性の起業にも影響が大きいことが透けて見える」と指摘している。
 業種別では宿泊業や飲食業などの「サービス業他」が13万7837人(比率は41.5%)と最も多かった。出身校別では日本大学が6年連続で首位。国公立で最も多かったのが14位の東京大学で、99人だった。
 名前では「和子」が4371人で、6年連続で首位。2位は「洋子」、3位は「幸子」で14年と同じ顔ぶれだった。以下、「裕子」「京子」「恵子」が続いた。和子は昭和初期から1052年ごろまで女児の生まれ年別の名前ランキングで首位だった。
 3文字の名前で最も多かったのは71位の「久美子」で、次が9位の「由美子」。上位20位の中では19位の「明美」が唯一、「子」がつかない名前だった。カナの名前では「ケイコ」が首位で、「ヨウコ」「ヒロコ」が続いた。
 上場企業に限ると、15年12月時点で判明している分で女性が社長を務めているのは代表執行役を含めて30社だった。上場企業に占める比率は1%に満たず、大手企業では女性の社長が少ない状況が続いている。

投稿者: 松村税務会計事務所

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