こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
もし、目の前に並んだおかずの中に好物があったら、真っ先にパクッと食べてしまうのか、最後まで大事に取っておくのか。その選択には、きょうだい構成や家庭環境、はたまた人生観やポリシーまで、様々な要因が影響しているようです。古くて新しいこの論争、アンケートの結果はほぼ五分五分となりました。
「万が一」があるかも
京都府の男性(61)がつづったのは、50年前の小学校時代の記憶だ。同じクラスの女子が「最初」で派で、「食事中に火事が起きたら好きなものが食べられなくなる」と言い張った。言い返さなかったが、男性は「最後」派。幸いにもその後火事に遭遇することはなく、持論を変えずに実践しているという。
「最初」と答えた人の半数は、「おいしいものはできたてのうちに食べたい」(東京、28歳女性)と、できたての状態であることを理由に選んだ。また、男性のクラスメート同様、「万が一」を想定する人も少なくなかった。
「天ぷらそばの海老を取っておいた人が食べる前に逮捕されたと聞いてから、まず好きなものを食べるように」(千葉、69歳男性)、「最後まで食べられる保証がなかった戦中派の悲しい性で、飽食の時代になっても、好きなものから食べる習慣は直らない」(京都、86歳男性)。
さらに性格や体質が影響しているとの説も。「大好きなものが目の前にあると食べずにはいられない。早くたべたい!早く味わいたい!」(神奈川、70歳女性)、「小食で、好きなものを先に食べないと、すぐにおなかいっぱいになってしまう」(大阪、56歳女性)。
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