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2016.06.27更新

JR東海
放火事件受け開始

 東海道新幹線の車内で昨年6月にに起きた放火事件などを受け、JR東海はさきごろ、新幹線の客室内を防犯カメラで常時録画することを始めた。当面は1編成(16両)のみだが、2017年度までに9割の新幹線で客室内の録画を行うようにする。
 防犯カメラは、ニュースなどが流れる客室内の電光掲示板の横に設置。脇には「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼った。デッキ通路部分にも増設され、従来の乗降ドアの上に設置されたカメラ計60台と合わせ、1編成あたり計105台となった。乗客のプライバシーに関して、JR東海は「映像は使用目的を限定し、厳重に管理する」としている。
 一方、JR東日本では、東北新幹線の一部や北陸新幹線などの客室内に客室内に防犯カメラを設置しているが、非常ボタンが押された時に録画が始まる仕組み。同社では8割の新幹線で常時録画ができるように変えるという。

投稿者: 松村税務会計事務所

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