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2016.04.01更新

机の奥にしまわれにくい?

 ユニークな名刺を受け取り、相手に強烈な印象を抱いたことはないだろうか。クッキーや落花生など食べられるものから、プラモデルパーツ風までその種類も幅広い。名刺のデータ保存や食べ物に絵柄や文字を印刷できるフードプリンターの普及などが変わり種名刺の広がりを後押ししているようだ。

 「初めまして」。にっこりと両手で手渡されたのは殻付き落花生。思わぬ事態に一瞬ひるむが、よく見ると殻に文字が_。猫カフェ3店舗を営むネコリパブリック(岐阜市)の河瀬麻花が持ち歩くのは落花生の名刺だ。刻印入り食品を販売する、アイデア(愛知県西尾市)にオーダーして作ったもの。落花生なので片面16文字と盛り込める情報には限界があるが、印象は強烈だ。
 「何をしているか興味をもってもらえるし、初対面でも覚えられやすい」(河瀬社長)。同社が取り組む捨て猫の保護活動に少しでも関心を持ってもらおうと1年前から使い始めた。「食べられますよと言うとその場で食べる人もいる」(河瀬社長)そうだ。落花生名刺の注文数は年間50〜80件。「多い方は3千粒単位で依頼をいただくこともある」(アイデアの青木英明社長)
 エスプライド(東京・渋谷)の西川世一社長は名刺代わりに薬ビン風の容器に入ったラムネや金平糖を配る。中には説明書に模した会社概要。「1ヵ月使用しても症状が良くならない場合は、西川世一にただちに連絡をお願いいたします」とさりげないアピールが入る。「名刺と違い、机の上に置いてもらえることも多い」(西川社長)らしい。一手間かけたパッケージで、中の菓子を食べた後も目に入る場所に置いてもらう作戦だ。
 

投稿者: 松村税務会計事務所

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