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2016.02.12更新

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こうした居酒屋メニューが、幅広い客層から支持されている要因でもある。自由が丘には洋食店が多く、気軽に通える居酒屋が以外に少ない。
 増田社長は「フレンチやイタリアンなどが多いおしゃれなエリアほど、実は居酒屋的な親しみやすい店に対する潜在的なニーズがある。さらに普段からワインを飲み慣れているお客様が多い。だから、居酒屋的な要素とワインを組み合わせる業態はヒットする可能性が高い」と話す。
 店の使い勝手も、居酒屋的だ。カウンターは10席、個室は4〜5人が入れる部屋が5室あり、掘りごたつ式のテーブルを入れた24席がある。通常のテーブル席は20席ある。
 年配客や食事をじっくり楽しみたいお客は、料理人が鉄板で食材を豪華に焼き上げる場面を間近に見れるカウンター席を希望することが多い。一方、家族客は子供が騒いでも気兼ねなく利用できるという理由で個室を選ぶ。
 居酒屋のよさをビストロに取り入れることで、お客のニーズに幅広く対応し、客単価は4600〜4700円と比較的高めを維持している。和と洋の外食スタイルを組あわせて独自色を出す同店の試みは、多くの飲食店にとって参考になる店づくりといえる。

投稿者: 松村税務会計事務所

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