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2016.02.08更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 これまでのペットの人気を二分してきた犬と猫。長く犬のリードが続いていたが、猫が逆転する日が近々やってきそうだ。散歩やしつけの手間から犬を飼う人が減る一方で、猫を家庭に迎える人が増えている。
 ペットフードメーカーの業界団体「一般社団法人ペットフード協会」(東京都)は1994年から全国調査を実施し、犬と猫の推計飼育数を発表している。昨年の調査では、犬は1035万匹、猫は996万匹だった。調査対象を5万人に増やした過去5年で見ると、犬は年平均で3.2%減少する一方、猫は0.9%の微増が続く。協会の越村義雄名誉会長(67)は「散歩の必要もない猫は単身者でも飼いやすく、今回は犬猫が逆転するのではないか」と予想する。
 犬に逆風となっているのは、飼い主の高齢化だ。同協会の昨年の調査によると、年代別では犬猫とも50代の飼育者が最も多く、50代以上が全体の6割を占める。そこに、90年代後半の小型犬ブーム時に飼い始めた犬が寿命を迎えつつある状況が重なる。市場調査会社「富士経済」(東京都)の橋本幸二主任は「飼い主の加齢に伴う負担の大きさから、犬の飼育数の減少に歯止めがかからない」という。
 メディアでも猫人気が顕著だ。CMやドラマに出演する犬猫役180匹を擁する湘南動物プロダクション(千葉県)は、かつては犬への仕事依頼が8割を占めたが、最近は猫が6割にのぼる。複数のペットのブログランキングでは猫が軒並み上位を占める。

投稿者: 松村税務会計事務所

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