群馬県昭和村
世界初後味爽やか
こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
取れたてのレタスを丸ごと使ったビールを群馬県昭和村の農業生産法人「野菜くらぶ」が商品化した。爽やかな後味が特徴で、開発担当者によると「レタスのビールはおそらく世界初」。独自のアイデアで村おこしを図ろうとしている。
赤木山麓に広がる昭和村はレタスの名産地。野菜くらぶ総務部長の竹内明彦さん(50)がビールベースのトマトのカクテル「レッドアイ」から着想を得て、特産品を生かしたビール造りを発表した。
製造を依頼された静岡県沼津市の「日本ビール醸造」が、麦芽エキスを搾り出してビールの原液を作る過程で細かく刻んだレタスを投入する方法で開発に成功した。中島秀親社長(43)は「原液を煮込む際、レタスの香りや味がよく出るように通常より低めの温度に設定したことでフルーティーな味わいが生まれた」と解説する。
原料は麦芽、ホップ、レタスのみ。アルコール分は4.5度で、レタスが入るため、酒税法の区分は発泡酒になる。1瓶330ミリリットルで、商品名は「ベジエールレタス」(税込み480円)。2月に特設サイト「カクヤス」で発表したところ、月に800本が売れる予想以上のヒットとなった。
唯一、店舗で販売している前橋市千代田町のカフェ「VAIOKIOSKI]の橋爪陽子さん(35)は「アルコールが苦手な人も飲みやすく、お酒好きのお客さんにも、最初の一杯にいい、と好評です」と話す。
問い合わせは野菜くらぶ(0278・24・7788)へ。
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