こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
各地で今、「まち歩き」が人気を集めている。従来のツアーやガイドブックにはない、地元の知られざる見どころや暮らしを、住民が案内しながら歩く。名所旧跡のの見学中心の観光とは異なり、体験や交流を取り入れた面白さも魅力だ。地元にとっても、まちおこしや郷土愛を育むことにつながると、積極的に取り組む地域が増えている。
路地裏散策
とある日の昼下がり。京都の中心部、四条烏丸近くで、まち歩きツアー「まいまい京都」が開催されていた。町家が並ぶ路地裏などを散策する2時間のコース。赤い旗を手にした住民ガイドと11人の参加者が、碁盤の目のように張り巡らされた市街地を歩く。
しばらくすると、住民ガイドが足を止めた。角地には、かつて理髪店だったという文房具店。「ほら、壁に理髪店の看板が残っているでしょう。昔は、こうした角地に理髪店が多くあって、3日とあけず髷を結いに来る男たちの情報交換の場でした。角地にあることで、不審者を見張る役目も果たしていたのです」。ガイドの山田章博さん(55)が説明すると、参加者はメモを取ったり写真を撮ったり、熱心に見学していた。
今回が6回目の参加だという大阪府吹田市の主婦(60)は、「メジャーな神社仏閣より、地元の人が暮らしている路地裏を散策するのがとても面白い」と満足そうな様子。
まいまい京都は平成23年3月、「ひと味違う京都の魅力を紹介したい」と市民団体が立ち上げた。「まいまい」とは、うろうろする、という意味の京言葉。町屋大工の棟梁や呉服店の店主、花街の芸鼓、占い師・・・などバラエティに富んだ住民ガイド約100人が、銭湯のタイル絵鑑賞や神社のこま犬巡りなどユニークなツアーを率いている。
参加者は1500円からで、キャンセル待ちも出る人気だ。事務局の阿比留優子さんは「住民が郷土愛を持って、隅々まで案内しています。知られざる京都の暮らしや見どころを堪能して欲しい」と話す。
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