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2014.10.31更新

定年も年功序列もなく

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
 ガスコンロなど調理器具8万点が並ぶ。中古の厨房機器を販売するテンポスバスターズの東京・新宿の旗艦店では、働いている約50人の半分は60〜70代だ。
 営業成績トップの佐藤善治さん(64)は、化粧品の営業職から8年前に転じた。年収は500万円。「自分のことをお客さんが信頼してくれる以上は、やめられない」。同社は2005年に定年制をなくした。成果次第で月給10万円以上の差がつく。年功j序列とは違う実力主義の世界だ。
 30年の労働人口は約5700万人と13年より約900万人減る見通し。高齢者は人口減時代に働き手して期待される。年金の受給開始年齢の引き上げに伴い、社員を65歳まで雇うことも義務づけられ、「60歳定年」は減っていく。
 だが、80年代後半のバブル期に入社した社員をそのまま再雇用すると、人件費は膨らむばかりだ。
 ある製薬大手は7月末、50歳社員を研修のため東京都内に集めた。4人1組机を囲み、お互いのキャリアをふり返ってもらう。ハローワークで、自分の市場価値を知る研修もある。
 再雇用では、定年前より収入が5〜7割減り、「給料が安すぎる」との不満も強かった。自分のキャリアと市場価値を見つめてもらい、「再雇用を望む人には納得したうえで働いてほしい」と人事部は話す。
 以前、定年者の85%にのぼった再雇用の希望者は70%まで減った。「何となく」の希望者はへり、その差15%分の人件費は若手を雇う費用に回せる。

投稿者: 松村税務会計事務所

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