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2014.06.19更新

病気の予防に〜
 カゴメは、「カゴメ高リコピントマト」を07年から販売している。独自の栽培方法により、同社の従来のトマトに比べリコピン含有量を約1.5倍とした。同社によるとリコピンには生活習慣病の原因となる活性酸素を消去する抗酸化作用があるという。リコピンは熱に強く、油と一緒に摂取すると吸収率が高まるため、同社ではトマトを使った様々なレシピをサイト上で公開している。全国のスーパーなどで購入が可能だ。
 村上農園(広島市)の「マルチビタミンB12かいわれ」(04年から販売)は、本来野菜には含まれていないビタミンB12をカイワレの含ませたものだ。栽培初期に与える養液にビタミン12を加えた。
 ビタミンB12には、赤血球の生成や末梢神経の修復などの働きがあり、不足すると悪性貧血や神経障害などの原因になるという。肉や魚などの動物性食品に多く含まれ、野菜中心の食生活の人は不足しがちになる。そこで、野菜でもビタミンB12を摂取できるよう、広島大学と共同で開発した。全国の百貨店や大手スーパーなどで購入が可能だ。

透析患者も安心〜
 成分を通常よりも減らすことで、機能を持たせた野菜も登場している。
 大泉野菜工場(群馬県大泉工場)の「体にやさしいレタス」(13年6月発売)は、通常のレタスよりも、カリウムの含有量を約5分の1以下に減らした。同社の宮下善雄社長が「人工透析患者など、カリウムの摂取が制限されている人でも、生で野菜を食べてもらいたい」と研究を始め、約半年かけて独自の栽培方法を確立したという。同社サイトなどで購入が可能。

投稿者: 松村税務会計事務所

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