こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
ブロッコリーやカイワレなどに含まれる特定の栄養成分の量を増やしたり、含まれていない成分を加えるなどした「機能性野菜」の種類が増えている。健康意識の高まりから需要も高まっているようだ。
〜食感や風味も
東京農業大学の荒井綜一客員教授(農学博士)によると一般に機能性野菜とは、健康に役立つよう品種改良や独自の栽培方法により、特定の栄養成分量を調整したり、本来含まれていない成分を加えたりした野菜を指す。いずれも、栄養成分を効率よく摂取できるため、食生活の改善や生活習慣病の予防なども期待できるという。
ドールは、2013年9月に品種改良で誕生した「機能性ブロッコリー」を発売した。解毒や抗酸化作用などを高めると言われているスルフォラファンを、通常のブロッコリーよりも約2.5倍〜3倍多く含む。栄養成分を効率良く摂取できるのはサプリメントも同じだが、「ブロッコリーに含まれるビタミンCや葉酸なども摂取できる上、食感や風味も楽しめる」(同社)として、健康に関心の高い人やシニア層などに好評だという。関東及び関西エリアの、百貨店や大手スーパーなどで購入できる。
〜病気の予防に
カゴメは、「カゴメ高リコピントマト」を07年から販売している。独自の栽培方法により、同社の従来のトマトに比べリコピン含有量を約1.5倍とした。同社によると、リコピンには生活習慣病のの原因となる活性酸素を消去する抗酸化作用があるという。リコピンは熱に強く、油と一緒に摂取すると吸収率がが高まるため、同社ではトマトを使った様々なレシピをサイト上で公開している。全国のスーパーなどで購入が可能だ。
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