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2014.05.21更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
ペットの7割以上は室内飼いという時代、飼い主はペットというよりも「家族の一員」だ。共に暮らしていくためにしつけや、健康を守るビジネスが活気づいている。飼育環境やフードの向上で寿命が延び、老犬向けサービスも注目を浴びている。揺りかごから墓場まで、人間価顔負けのワンちゃん向けサービスのサービス最前線です。

肥満防止にジム通い

 飼い主が用事で家を空けている間、犬を預かる「幼稚園」や「保育園」が全国に増えている。
 東京都台東区のマンションの一室。フロアの半分を仕切った棚の中では、さまざまな種類の小型犬がじゃれあっていた。犬のしつけ教室「DOGLY」。丸一日、ワンちゃんを預かってくれる幼稚園コースが人気だ。隣の文京区の主婦石山貴宝美さん(52)は2際の柴犬ハナちゃんを月10回、送迎バスで通わせている。入学金1万5000円、利用料は1日(午前7時〜午後7時)6300円。お座り、待てなどの基本トレーニングや散歩、お昼寝をして過ごす。その日の愛犬の様子は、写真とスタッフのコメントをつづった「ようちえん日記」で知らせてくれる。「ほかの子たちとふれあうことで社会性が養われた。ペット仲間との交流も楽しみ」と石山さん。預けている間は、趣味のテニス教室に通ったり、友達とランチを楽しんだりできるのも魅力だ。
 園には平日を中心に15匹ほどが通園する。荒井隆嘉代表(38)は「ワンちゃんのストレス解消やしつけのために通って来る人も多い」と話す。
 健康管理に力を入れる飼い主も。「シーザー、頑張れ!」。大田区の犬専用フィットネスクラブ「エルペロ」に女性指導員たちの元気な掛け声と手拍子が響く。流れるプールで、おもり付きのジャケットを身に着けて泳ぐのは10歳のミニチゥアシュナウザー、シーザー君。体重は標準の倍以上。飼い主の自営業芦垣忠さん(56)が週一回、ダイエットのために川崎市の自宅からマイカーに乗せてやってくる。「運動後はおなかがすいちゃうみたいで、体重はなかなか減りません」と苦笑い。
 別の部屋では、手術後や、高齢で足腰が弱った犬が水中歩行用トレッドミルを使って機能回復に励んでいた。5キロ以下の小型犬の15分運動コースは4300円。土日を中心に15匹前後が通う。「健康を願うのは、わが子もワンちゃんも一緒です」と松山洪植社長(65)は話す。
 富士通が2012年に売り出した犬歩数計「わんダント」。首にかけた小型端末機が歩数と、緊張やストレスを解消するしぐさ「ぶるぶる」の回数、首回りの温度変化を10分ごとに自動測定。スマートフォンを近づけるとデータがクラウド上にアップされる。1年分のクラウドサービス利用料を含んだ実勢価格は約9800円。2年目以降は月額432円の利用料が必要だが、利用者からは「運動量がチェックでき、熱中症対策にも役立つ」と好評だという。

投稿者: 松村税務会計事務所

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