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2014.03.24更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
紫外線や花粉など、目に悪影響を与える可能性のあるものは少なくない。最近は、視力矯正だけでなく、目を保護する眼鏡も販売もされている。

レンズ裏側に工夫
 シミ、ソバカスの原因ともなる紫外線は、目にとってもありがたくない。
 眼科医で東京都眼科医会の藤田浩司常任理事によると、紫外線は、角膜の表面に炎症を起こしやすくする性質があるという。スキー場など紫外線が雪に反射して量の多いところで、サングラスをかけないと目が充血するのは、このためだ。また、目の内部まで到達すると、白内障になる可能性もあるとされる。
 メガネトップの「UVWプロテクトレンズ」(2013年6月発売)は、レンズの表裏に紫外線防止のコーティング加工が施されている。同社によると、紫外線は地面や建物に反射し、様々な角度から目に届いていると言う。正面だけに加工が施されたレンズでは、背面から届く紫外線がレンズの裏側に反射し、目に入ってしまう。これに対処するため、レンズ裏側は紫外線を吸収するよう加工されている。

水入れるポケット
 最近よく耳にする「ドライアイ」とは、乾燥により角膜の粘膜が荒れた状態となること。空気が乾燥する冬はなりやすく、「部屋を加湿するのも有効な対策」(藤田理事)という。ジェイアイエヌは、13年12月に「ジンズモイスチャー」を刷新した。フレーム側面のポケットに水をいれその水が蒸発することで目の周りを加湿する眼鏡だ。新商品は、旧モデルよりポケットの容量を最大約3倍に拡大した。フレームも、潤った空気が逃げにくい形状になっている。

顔と密着
 花粉症に悩む人向けの眼鏡も登場している。
 インターメスティックの「エア・バイザー」(2月発売)は、11月より同社が発売している花粉症対策用眼鏡の新商品だ。従来商品より、目のまわりを覆う「フード」を拡大。顔との密着性をより高めて、花粉が目に入りにくくなったという。
 「花粉症のかゆみで目をこすった際、目に傷が付いて、別の炎症を引き起こす原因にもなる。早期に適切な治療を受けるとともに、花粉が目に入らないようにすることも重要」(藤田理事)だという。
 メガネスーパーの「アイサポーターPC(ブラウンタイプ)」(13年2月発売)は、パソコンの画面などから発せられるブルーライト(青色光)を約50%カットする。「青色光は可視光線の中でも強く散乱するため、まぶしさも強い」(同社)といい、コーティング加工でまぶしさを抑えた。青色光のカット率が約40%の「クリアタイプ」もある。
 ただ、パソコン作業によって目が疲労するのは、長時間近距離を見続ける、画面が明るすぎる、などの要因もあるので、これらの点にも注意したい。

投稿者: 松村税務会計事務所

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