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2014.03.10更新

安倍伸三首相(59)夫人の昭恵さん(51)が独自色の強い発信を続けている。第二次安倍政権発足に伴いファーストレディーとして再登板し、脱原発や日韓友好、防潮堤見直しに取り組み、政権の政策にも異論を唱える。昭恵さんの言葉で首相の方針が変わることはなかなかないが、政権2年目も発信し続けていきそうだ。

 防潮堤や原発制作に異論

 昭恵さんは昨年12月、自民党本部で東日本大震災の被災地の巨大防潮堤計画に関する会合に出席した。首相夫人が党大会で発言するのは異例。「景観が崩れ、環境も破壊される。もう一度考えてほしい」と計画見直しを主張し、帰宅した首相に「何とかならないのか」と迫ったが、首相は「一度決まったものは変えるのが難しい」と答えたという。
 昭恵さんは2006〜07年の第一次政権では「自分らしさがなかった」と振り返る。その後、地元山口で稲作に挑戦したり、都内に居酒屋をオープンしたりといった試みをはじめた。
 政権は原発再稼動に前向きだが、昭恵さんは「事故がおきると影響が大きい」と否定的で、再生可能エネルギーの新技術を研究する施設を新設するよう首相に提案した。講演では「私は家庭内野党」と語り、政権の原発輸出に苦言を呈す。
 首相が首脳会談の糸口をつかめない韓国との交流にも力をいれる。在日韓国大使館でキムチを作り、韓流ミュージカルをフエイスブック(FB)で絶賛。FBで「韓国との交流、ありえない」などと批判されたが、昭恵さんは「隣国ですので仲良くしていきたい」と書き込んだ。昭恵さんによると、韓国側から「来てほしい」と要請されたという。ただ、昨年末に首相が靖国神社参拝に踏み切り、実現は遠のきそうだ。
 最近では鳩山由起夫元首相夫人や菅直人元首相夫人が「首相の言動や政策に意見を言っていた」(民主党関係者)。野田佳彦前首相夫人のようにあまり人前に出ない夫人も少なくない。

投稿者: 松村税務会計事務所

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