こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
今頃は鍋料理のおいしい季節ですね。日経産業地域研究所の調査によると、今冬鍋料理を自宅で食べる機会を「増やす」とした人は3割に達した。人気は寄せ鍋など定番料理で、一人当たりの予算は「500円以上1000円未満」が半数だった。
調査はマクロミルに依頼し、全国の20~60代の男女1000人にインターネットで実施した。
今冬、鍋料理を自宅で食べる機会を「増やす」(「増えそう」と「やや増えそう」の合計)と答えたひとは31.7%だった。「増やす」のは女性が36.4%と男性を約8ポイント上回っており、女性の人気が高い。
増やす理由は「野菜を多くとれる」(84.2%)、「体が温まる」(64.4%)が多かった。男女別でみると、女性の51.1%が「調理・片付け時間が短い」を選んだ。女性の鍋料理への支持が高い理由の一つは家事の時短がある。
鍋料理の具体名を20挙げ、「今冬、自宅で食べたい鍋料理」を複数回答で答えてもらい、そのうち「最も食べたい鍋料理」を一つだけ選んでもらった。食べたい料理は「寄せ鍋」(66・6%)、「おでん」(66・2%)、「すき焼き」(62・0%)の定番料理がトップ3だった。
女性に限ってみると、「豆乳鍋」(31・0%)「トマト鍋」(16・8%)といった新顔の人気も高い。ヘルシーさを前面に出した、女性好みの新しいメニューの登場も女性の鍋人気を押し上げている。
「最も食べたい鍋料理」も上位の顔ぶれは変わらないが、「キムチ鍋」が14・5%と「寄せ鍋」(14・1%)をわずかにうわまわって首位になった。
「最も食べたい鍋料理」について一回の一人当たりの予算を聞いた。「500円以上1000円未満」が52・5%と半数を超えた。「最も食べたい」鍋料理だけに、普段よく食べる鍋料理より少し高めになっているようだ。
鍋料理を食べる時間は他の料理と比べ「長い」「やや長い」と答えた人は計47・0%に達した。
家族団らんを象徴する料理のため、調理・片付けは短めに、食事時間を長めにとっている。
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