こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
気温低下に伴い、暖房・加湿器具への関心が高まっている。日経産業地域経済研究所が今シーズンの購入計画について聞いたところ、器具選びでは省エネ性能(光熱費の安さ)と本体価格の安さを重視すえう消費者が多かった。
調査はマクロミルに以来し、全国の20~60代の男女1000人にインターネットで実施した。
暖房・加湿器具の購入計画があると答えた人は21.0%だった。その人たちに具体的な品目を聞いたところ、首位はエアコンと加湿専用機が23.8%で並び、ホットカーペットが15.2%で続いた。
それぞれについて「買い替え」か「新規・追加」か聞くと、エアコンは「買い替え」が76.0%と多かった。一方、加湿器とホットカーペットは「新規・追加」がそれぞれ80.0%、65.6%と優勢だった。
予定している購入額は「1万円以上3万円未満」が34.8%で最も多く、「1万円未満」が32.9%で続いた。3万円以下で計67,7%と約7割に達する。5万円以上を予定している人は計14.7%だった。
器具選びで重視することは「省エネ性能」(61.8%)と「本体価格の安さ」(55.4%)が6割程度と多かった。「部屋全体が暖まる」(41.1%)、「空気を汚さない」(33.1%)など機能面よりもコストを優先する消費者の姿勢が鮮明になった。
ただ、こうした姿勢には性別や年齢で違いもみえる。「部屋全体が暖まる」を選んだ男性は33.8%だったが、女性は48.4%とほぼ半数だった。60代では「空気を汚さない」が48.0%と「本体価格の安さ」(48.5%)とほぼ並んだ。「嫌なにおいがでない」を選んだ人も40.5%と全体より10ポイント以上多い。女性やシニア層はコストとともに機能面も重視していることがわかる。
節電に配慮した寒さ対策としては「着衣を工夫し暖房を控える」が57.4%と半数を超え、「暖房器具のスイッチをこまめに切る」も39.9%と多かった。器具選びだけでなく生活スタイルでも節約を心がけているようだ。
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