こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
コンビニエンスストアの抽出機でいれるコーヒーの販売が伸びるなど、コーヒーの飲み方が多様化している。日経産業地域研究所の調べでは、コンビニコーヒーをよく飲む人は約2割いることがわかった。一方で、缶コーヒーや喫茶店のコーヒーを飲む頻度が以前に比べて減った人が目立つなど、消費者のコーヒーの選び方が変わってきているようだ。
調査はマクロミルに依頼し、インターネットで8月30日~9月2日に実施した。全国の20~60代の男女1000人から回答を得た。
コーヒーを「とても好き」「どちらかといえば好き」と答えた人は全体の8割に上る。そのためか、毎日飲む人が全体の71.3%を占め、1日2回以上飲む人も52.7%と過半数だった。全く飲まない人は7.7%にとどまった。コーヒーを飲む習慣のある人を対象に、タイプ別にに飲む頻度を聞いたところ、インスタントコーヒーを「非常によく飲む」「まあまあよく飲む」と答えた人の合計が60.2%で最多だった。喫茶店のコーヒー(42.2%)や、ひいてある状態で販売されているレギュラーコーヒー(40.3%)が続く。
コンビニコーヒーは19.3%。ただ、以前と比べて飲む機会が「増えた」との回答は12.9%でタイプ別では最も高かった。一方、以前より飲む機械が「減った」ものとしては、喫茶店のコーヒー(24.2%)や缶コーヒー(22.6%)、ひいてあるレギュラーコーヒー(20.2%)が上位だった。
購入時には「味わい」(66.5%)と「価格」(65.2%)を重視する人が多い。味わいを重視する人は60代の71.4%を占めるなど、年齢層が上がるほど増える傾向にある。60代は「豆の種類」も29.2%が重視しており、他の年齢層を10ポイント以上引き離した。男性は「特に重視する点がない」との回答が10.1%で女性より約6ポイント多い。
1ヵ月のコーヒー代は「1000円未満」が53.7%で過半数を占めた。特に「500円未満」は20代で多く、同年代の42.9%を占める。一方、「3000円以上」は全体では15.5%だったが、男女差が大きく、男性(24.4%)が女性を18ポイント上回った。
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