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2013.09.10更新


こんにちは北区王子の税理士松村憲です

マナーや慈善活動などの「公共広告」を流すACジャパン。東日本大震災直後に大量に流れたCMで「エーシー♪」のフレーズもおなじみになった。だが「政府の団体」などと誤解する人がいまだに少なくない。人々がメディアの表現に敏感な時代になり、内容を素直に受け止めてもらえない悩みもある。先月から「自分広告」を流し始めた。

政府の機関?いいえ、民間

「ACジャパンは40年以上にわたり、広告を通じて社会にメッセージを届けてきました」。CMはそんなナレーションで始まる。
 古いソファに自転車、熊のぬいぐるみ・・・・。ゴミが山積の裏通りの映像にキャッチコピーが重なる。
 「捨てる世紀」で終わるんですか。1999年度 ほかにも公園を駆け抜ける子供たちの映像に、「子供は、あなたのコピーです」(81年度)。神戸ポートタワーの夜景には「人を救うのは、人しかいない」(94年度)。阪神淡路大震災の被災者支援を呼びかけた言葉だ。
 今月から流れている「AC広報キャンペーン」のテレビCMで、製作した電通西日本広島支社の大崎祐宣ディレクターは「これまでのメッセージを振り返り、これからも皆さんと考えていきたい、と伝えたい」。
 ACジャパンは71年、サントリー社長だった故佐治敬三氏が米国の公共広告を参考に、関西の企業に呼びかけて発足。74年に全国組織となり、現在は1千を越す会員企業が支える公益社団法人だ。
 しかし、どういう団体かを知る人は多くない。昨年の認知度調査で64%が名称を知っていたが、「活動内容まで知っている」のは8%止まり。「政府の団体」という誤解は09年に「公共広告機構」からACジャパンに改称してへったものの、依然6%ある。東日本大震災直後、ACのCMが洪水のように流れた際は「税金の無駄遣い」といった苦情が殺到した。
 AC事務局の高島さん(65)は誤解されたままでは、聞く耳をもってもらえない心配がある」と話す。
 ACの高島さんは「誰が見ても納得できるものは平凡でインパクトが弱くなる。最近面白くないという声もある。痛しかゆしです」と話す。

投稿者: 松村税務会計事務所

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