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2013.07.29更新

こんにちは北区王子の税理士松村憲です。
みなさんのまわりによくお腹の調子を崩すひとはいませんか。
西洋医学では下痢止めで症状を抑えるのが一般的ですが、漢方では、弱った体の状態を正常に戻すことで、胃腸の働きを整え、軽快に向かわせます。ですから、下痢を止めようとするのではなく、体を温めながら胃腸の機能低下や疲労倦怠などの症状の改善を目指します。
 軽い下痢には半夏瀉心湯や五苓散が有効です。慢性化している場合によく用いられるのは、真武湯、人参湯、大建中湯などです。漢方エキス剤はお湯に溶かして飲むことが一般的ですが、下痢のときは、熱々のお湯で飲むと効果が増すといわれています。
 また、胃腸が正常に働かないというのは、便秘にも共通すること。下痢にも便秘にも効く桂枝加芍薬湯などの薬があるのも漢方の特徴です。 
 なお、よく、下痢をする人は、日頃から体を冷やさないことが大切です。冷たい物を控えたり、夏でも腹巻をしたりすることをおすすめします。

投稿者: 松村税務会計事務所

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