こんにちは北区王子の税理士松村憲です
わたしは練馬ナンバーの自家用車でよくドライブをしますが、
このほど杉並区は自動車の「杉並」ナンバーの実現にむけて、国土交通省に要望することを決めた。国土交通省が募集している自動車のご当地ナンバーへの応募は、都内では世田谷区の「世田谷」に次いで2例目。今夏に導入の是非が決まり、導入されれば来年度中に杉並ナンバーの車が登場する。
同省は6月28日まで全国から募集しており、区は都を通じて要望する。
同省は「対象地域の登録自動車台数が10万台以上」などの基準でご当地ナンバーを募り、2006~08年に「仙台」「金沢」「富士山」など19のナンバーが誕生。今回の募集はこの時以来、2回目となる。
杉並区の登録自動車台数は約10万台(2011年度末)で、現在は「練馬」ナンバーを使っている。区は前回の募集時に杉並ナンバーの要望を検討したが、対象地域の基準が原則として複数の市町村の集合体とあったため断念した経緯がある。しかし、「仙台」「堺」「豊田」(愛知県)など単体自治体でも、ご当地ナンバーが実現しており、区内の商工団体などからも導入を求める声が上がり、要望に踏み切った。
区は5月中旬からホームページや地域の催し物の会場で、区民を対象にご当地ナンバーへの意向調査を実施。2865件の回答があり、「賛成」は72%で、「反対」4%と「どちらでもよい」23%を大きく上回った。賛成理由は「愛着がもてる」が最多で、自由回答では「練馬より杉並がいい」などの声もあったという。
意向調査によると現時点で「区民の多くは杉並ナンバーに前向き」(区企画課)と判断。窓口になっている都に要望書を提出する。
国交省は、今夏に有識者を交えた審査会をひらき、自治体から導入後の活用策の説明を受けるなどしてぜひを決める。
区の担当者は「今後、商工関係者や警察などと活用策を考えていきたい」と話している。
杉並より一足先に、要望活動を始めている世田谷区の担当者は「お互い機運を盛り上げ、ぜひ実現させたい。地域振興などで連携できるのではないか」と歓迎した。
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