こんにちは北区王子の税理士松村憲です
体力づくりや健康維持に心強い味方となるのが身体測定器やトレーニング機器だ。日常生活でこれらの機器は一体、どれくらい利用されているのだろうか。
あるインターネット調査で日ごろ使っている健康機器を聞いたところ「体重計」が77.8%と8割近くを占め、最も多かった。全国の20~60代の男女1000人が回答した。
体重計に次いで高かったのが「血圧計」の19.3%、「歩数計」の12.5%。ヨガブームといわれるが、「ヨガマット」は3.2%にとどまった。男女別でみると、女性は4.4%と男性(2.0%)のはぼ2倍だ。
自宅にある健康機器を聞くと、「体重計」が89.1%と圧倒的に多かった。「血圧計」は39.3%、「歩数計」は27.2%で、身近に持っている人が多いことがわかる。
歩数計はスマートフォン(スマホ)にアプリで機能を取り込めるものを「持っている」は14,4%にとどまった。「使っている」は7.1%とさらに半分になる。
血圧計の購入に最高でいくらまで支出してもいいと思うかを聞いたところ、全体平均で5000円だった。女性60代では6400円台と女性20代に比べて6割強も高い。
シニア層は自分の健康状態と密接に関係する血圧に対する関心が高く、支出可能額が高い傾向にあることがうかがえる。
フィットネスクラブなどの施設利用や関連用品・用具の購入にかける支出可能額は全体平均で1ヵ月あたり4000円だった。男女別では男性が4200円と女性の3800円を上回った。
男性では60代が5200円と最も高く、20代の4300円台がこれに続いた。60代は健康維持、20代は体力づくりに対する意欲が強い。
女性では中高年層が施設の利用や用具への支出に熱心だ。50代が4900円と最も高く、60代が4500円台と続く。
対照的に40代は2800円台にすぎない。健康に関心はあるようだが、子育ての時期で生活費がかさみがちなため、フィットネスクラブなどに支出を回すゆとりがないのかもしれない。
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