こんにちは北区王子の税理士松村憲です
今回も江戸時代の商人が残してくれた教えを紹介いたします
現代にも通じる「顧客満足」の精神
江戸時代の商人は、自身の社会的役割を世の中に認めてもらうために、法を守り、自らを律することや誠実さを大切にしています。
例えば、大丸創業者・下村彦左衛門は、遺訓「主人心得の巻」にお
いて、法令遵守や誠実さについての経営者の心得を記しています。
誠実さの精神は、現代でいう顧客満足につながり、特に手代、奉公人の接客について、顧客に丁寧な対応をすることを徹底していたようです。
下村彦左衛門は、そのお客様が目の前にいなくても、呼び捨てにするようなことを許さなかったようです。
お客様に「上下をつけるな、たとえ子どもであっても、大名であっても、同じく客として扱うべし、目先だけの商いを決してするな」と戒めたといいます。
下村彦左衛門 遺訓 (主人心得の巻き)より
・天下の御法度を承知して、堅く守ること。
・自分が規則に反しておいて、下のものに規則を守らせようとするのは、とんでもないことであり、そういうことはすべきでない。
・主人たるものは、自分の方から誠実さをもって人を使うことが大切である。
主人は不誠実な気持ちで人を使っておきながら、奉公人には誠実を尽くさせようということがあってはならない。
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