カンボジアにはこれまで日本のメガバンクのうち、三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行が今年プノンペンに事務所を開設しています。
みずほコーポレート銀行が加わることにより、日系メガバンク3行が揃うこととなり、カンボジアへの日系企業の進出に弾みがつくものと期待されます。
カンボジアの銀行セクターは今年上半期も好調で、貸付の伸びは、経済状況の好調を示しています。
カンボジアでは様々なビジネスでの投資が増加していると見られます。
貸付のセクター別内訳を見ると、商業向けが32%、不動産向けが16%、農業向けが10%、製造業向けが9%となっています。
カンボジア中央銀行のチア・チャント総裁は、「欧米の経済のスローダウンはあるものの、カンボジアでは、農業、観光、縫製、外国直接投資、銀行業等が堅調であり、カンボジア経済は引き続き成長するとみている。」と述べています。